プロジェクト概要

民間参画イニシアティブ

 生物多様性条約(CBD)では、生物多様性の保全と持続可能な利用の実現等、条約目的の実現について、民間部門の重要性が強調されています。生物多様性条約第9回締約国会議(CBD-COP9)では、開催国ドイツ政府の主導で「ビジネスと生物多様性イニシアティブ(通称:B&Bイニシアティブ)」が提唱されました。このイニシアティブは、この分野における先駆的取り組みとして意義あるものと考えられています。しかし、生物多様性に関する民間参画の意義は益々高まっており、幅広い業種で様々な規模の事業者が生物多様性に関する取組に参画し、その裾野を拡大していくことが必要となっています。

そこで、2010年5月25日、日本経済団体連合会、日本商工会議所及び経済同友会では、B&Bイニシアティブの趣旨を受け継ぎ、経済界を中心とした自発的なプログラムとして、国際自然保護連合日本プロジェクトオフィス、農林水産省、経済産業省及び環境省と協力し、生物多様性の保全及び持続可能な利用等、条約の実施に関する民間の参画を推進するプログラム「生物多様性民間参画イニシアティブ」を設立しました。

(1)生物多様性民間参画パートナーシップ

 事業者の生物多様性への取り組みを推進するため、より多くの事業者の参加を募り、事業者どうしが、経済団体・NGO・研究者・公的機関等、事業者の取り組みを支援する様々な関係者を交えて、ホームページやニュースレターを通じて、情報共有、経験交流を図ります。
 「生物多様性民間参画パートナーシップ行動指針」の趣旨に賛同し、行動指針(1項目以上)に沿った活動を行う意思のある事業者、及びそのような事業者の取り組みを支援する意思のある経済団体、NGO、研究者、地方自治体、政府等から構成される「マルチステークホルダー」のイニシアティブです。
 これまでに416団体の加入を得て(9月17日現在)、10月の生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)期間中に実施される「ビジネスと生物多様性に関する国際対話会合」(10月26日(火))において発足式を行う予定。
 今後、このホームページ等を通じて参加者どうしが意見交換、経験交流を図れる環境を整備し、各主体の自主的な取り組みの促進をサポートしてまいります。

(2)生物多様性民間参画グローバルプラットフォーム

 生物多様性条約事務局、及び海外の同様の活動組織等との連携を図り、国際的な情報共有や経験交流も視野に入れています。